浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

過去のニュース−2012年5月�@

5月14日

特許庁から公表される、平成24年度特許出願技術動向調査実施予定テーマが変更された。変更後のテーマは、太陽電池・高効率照明・パワーコンディショナ・リチウムイオン電池・インスタント食品・スマートグリッド（電力系統管理・監視）・タッチパネル利用を前提としたＧＵＩ及び次世代ＵＩ・磁性材料となった。

5月11日

超電導技術を活用した液体水素用基盤技術の開発に取り組んでいる九州大学の柁川一弘准教授は、超電導ポンプシステムを用いた常圧での液体水素の移送試験に世界で初めて成功した。これにより、水素供給ステーションにおいて、液体水素貯槽の内部に設置した超電導ポンプを用いれば、水素自動車等の水素利用機器へ液体水素を移送することが可能になる。本成果は、5月14日〜18日に福岡国際会議場で開催される第24回国際低温工学会議−国際低温材料会議2012で発表され、附設展示会に出展される予定になっている。

5月9日

NEDOは、米ニューメキシコ州政府および米連邦政府エネルギー省（DOE）傘下の国立研究所（ロスアラモスおよびサンディア）などと共同で取組んでいる日米スマートグリッド実証プロジェクトのうち、アルバカーキにおける商業ビル実証サイトについて、スマートグリッドに関する実証に着手する。今回のアルバカーキでの実証では、スマートビルの実証を行い、電力会社の要請に応じて、ピークシフトを行ったり、逆潮流を行ったり、非常時においては系統から切り離した独立運転の実証も行われる予定になっている。5月17日に、現地で、運開式が行われることになっている。

5月8日

4月20日に開催された第2回テゲンゼイ会合の結果が特許庁から公表された。今回の会合では、専門家グループが実施した、特許制度調和の議論において重要な項目（先願主義、グレース・ピリオド、先使用権、先行技術の範囲、新規性、進歩性、18箇月公開、秘密先願）の各国間比較作業の成果が、日、米、欧州主要国（英、独、仏、デンマーク）特許庁、欧州特許庁の長官に承認された。また、この比較結果に基づき、制度調和の評価作業を行うこと、4つの重要項目（グレース・ピリオド、秘密先願、18箇月公開、先使用権）について詳細な分析を行うこと、が合意された。

5月2日

4月30日、NEDO、インド財務省、新・再生可能エネルギー省（MNRE）及びデリー・ムンバイ産業大動脈開発公社（DMICDC）は、大規模太陽光発電システムを利用した技術実証事業を行うことで合意した。この事業では、ラジャスタン州ニムラナ工業団地に太陽光発電システムを設置した上で、この太陽光発電システムと複数のディーゼル発電機とを連携させたマイクログリッドシステムを構築し、工業団地などに対して安定した電力を供給するシステムの技術実証を行う。

5月1日

特許庁ホームページでは、特許審査着手見通し時期を照会することができます。これにより、特許出願人は、特許の権利化の必要性等を再検討し、必要に応じて早期審査制度や審査請求料返還制度を利用することが可能です。現在の提供データは、平成24年4月25日時点での公開済みの出願で、かつ、平成24年4月25日時点で審査未着手の特許出願です。詳細は、特許庁ホームページ＞特許＞審査に関する情報の「特許審査着手見通し時期照会について」にアクセスして確認してください。