浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

2012年9月�A過去のニュース

9月28日

NEDOは、グリーンITプロジェクトの成果として、省エネ技術を結集した次世代モジュール型データセンターを構築したことを公表した。これは、高電圧直流電源技術、サーバー液冷技術、グリーンクラウド運用技術、データセンターモデリング・評価技術、外気導入技術を組み合わせて、エネルギー利用効率を最適化することにより、総消費電力を従来に比べ30%削減できることを検証することを目的としています。

９月25日

NEDOの創薬加速支援事業において、核磁気共鳴装置（以下、NMR）を用いた解析手法が開発され、リガンド（受容体結合分子）によるGPCRの機能調節の仕組みを突き止めることに成功したことが公表された。今回開発されたNMR解析手法を医薬品開発が導入されることにより、研究者の経験・勘や細胞実験・動物実験をせずに、リガンドとなる医薬品候補化合物の効果の予測が可能となるため、医薬品開発が加速されることが期待される。

９月24日

産業技術総合研究所は、鏡状態から透明状態・透明状態から鏡状態に戻すことを1サイクルとする切り替えにおいて10,000サイクル以上の耐久性をもつ調光ミラーを開発した。この調光ミラーにより、オフィスビルなどの冷房負荷を低減する窓ガラスの実用化が期待される。この技術の詳細は、9月27日から東京国際フォーラムで開催されるイノベーション・ジャパン2012において発表・展示が行われる予定になっている。

9月20日

日米スマートグリッド実証プロジェクトのうち、ロスアラモス郡の実証サイトが完成、本格的な実証運転に入ったことをＮＥＤＯが公表した。このロスアラモス郡のサイトでは、発電出力が天候により変動するPVを配電線に連系し、電力系統用大型蓄電池制御とデマンドレスポンス（需要家による電力消費の調整）を用いることで、この配電線の電気の流れを制御し、品質を確保するシステムを構築・実証することになっている。