浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

過去のニュース−2012年9月�@

9月12日

「グリーン・サステイナブルケミカルプロセス基盤技術開発プロジェクト」において、CNFと自動車用樹脂との相溶性を大幅に改善し、樹脂中にCNFを均一に分散させることを可能とする表面修飾技術（疎水化処理）が開発されたことを、ＮＥＤＯが公表した。また、これに合わせて、この疎水化処理をナノ解繊前の製紙用パルプに行い、溶融した樹脂と混合することで、パルプのナノファイバー化と樹脂中への均一ナノ分散を同時に達成することに成功したことも公表した。

9月11日

「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発プロジェクト」において、物を把持する指に相当するグリッパーと人間の肩・ひじ・手首に相当する7自由度とを有したマニピュレーターと、これを制御する小型手術支援ロボットの試作機と、を完成させたことをＮＥＤＯが公表した。これにより、障害物を避けながら対象部位へのアクセスと、操作とが可能になります。

9月5日

NEDOの革新型蓄電池先端科学基礎研究事業（RISING事業）の一環として、NEDOと大学共用利用法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)とが、KEKの大強度陽子加速器施設「J-PARC(茨城県東海村)」に建設を進めてきた、蓄電池専用解析施設「RISING中性子ビームライン（SPICA」が完成し、9月4日に、その完成披露式典が行われた。このSPICAでは、実動作状態にある蓄電池に中性子を照射しながら、構成材料の原子配列をリアルタイムで観察することを可能にしています。

9月4日

「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発」の一環として、診断・治療一体型の低侵襲内視鏡手術支援ロボットが開発されたことを、NEDOが発表した。このロボットでは、マスター・スレーブ式と呼ばれる、執刀医が手元のコンソール（マスター）を操作して、患者の体内に挿入されたマニピュレータ（ロボットの腕や手に相当）を操作する形式を採用している。これにより、患者に挿入された3D（立体）内視鏡により手術部位をリアルに捉えて治療ができるなど、より安全な手術が可能になる。

9月18日

特許出願等統計速報が公表されました。平成24.1〜24.7（年累計）では、特許・実用新案：206,532、意匠登録：18,414、商標登録：68,846。平成24.4〜24.7（年度累計）では、特許・実用新案：107,993、意匠登録：10,606、商標登録：40,133。年累計は、特許・実用新案の合計出願件数及び意匠の出願件数は前年度に比べそれぞれ微増、商標の出願件数は、11％程度増加。年度累計でも、特許・実用新案の合計出願件数及び意匠の出願件数は微増、商標の出願件数は1３％程度増加しています。国際出願件数は、平成24.1〜24.7（年累計）では、特許（受理官庁）：24，449、商標登録（本国官庁）：1,241。平成24.4〜24.７（年度累計）では、特許（受理官庁）：13,343、商標登録（本国官庁）：712。国際出願件数は、前年度に比べ特許（受理官庁）は10％以上、商標登録（本国官庁）は40％以上増加しています。