過去のニュース－2013年6月
- 6月25日
- 特許庁は、本日、特許行政年次報告書2013年版を公表した。本報告書では、グローバルな視点から知的財産で収益を上げ、我が国におけるイノベーションを更に加速させるグローバルイノベーションサイクルをコンセプトに、知的財産に関する主要なデータ、知的財産戦略の方向性、国内外の施策等が紹介されています。
- 6月24日
- NEDOは、グリーンサステイナブルケミカルプロセス基盤技術開発／規則性ナノ多孔体精密分離膜部材基盤技術の開発において、工業利用可能な無機分離膜の開発に成功したことを公表した。これにより、水分濃度20%超の混合物からの水の分離が可能となます。また、この無機分離膜と蒸留工程を組み合わせることにより、50%以上の省エネルギー化が期待できます。
- 6月20日
- 特許出願等統計速報が公表された。平成25.1～25.4（年累計）では、特許・実用新案：116,061、意匠登録：9,859、商標登録：38,027。平成25.4（年度累計）では、特許・実用新案：25,614、意匠登録：2,416、商標登録：10,206。年累計は、特許・実用新案の合計出願件数は７％程度減、意匠の出願件数は５％程度減、商標の出願件数は2％程度減。年度累計では、特許・実用新案の合計出願件数は微減、意匠の出願件数は6％程度減、商標の出願件数は横ばいです。国際出願件数は、平成25.1～25.4（年累計）では、特許（受理官庁）：15,650、商標登録（本国官庁）：625。平成24.4（年度累計）では、特許（受理官庁）：3,600、商標登録（本国官庁）：172。国際出願件数は、年度累計では、前年度に比べ、特許（受理官庁）は6％程度増加、商標登録（本国官庁）は6％程度増加しています。
- 6月17日
- NEDOは、ガラス基板用研磨材に用いられるセリウムの使用量を半減できる研磨パッドの開発に成功したことを公表した。今回開発された研磨パッドは、ベースのウレタン樹脂にエポキシ樹脂を添加することで、研磨能率を従来の約2倍に高めることに成功しました。この技術により、従来の約半分の時間での研磨が可能となります。
- 6月14日
- NEDOは、「革新的太陽光発電技術研究開発」プロジェクトにおいて、世界最高の集光時セル変換効率44.4%を、化合物3接合型太陽電池で達成したことを公表した。今回、新たな電極形成プロセスを導入し、受光面と電極を繋ぐコンタクト層の幅を電極幅と同一にし、受光する面積を広げることで、太陽電池の最大出力が向上し、変換効率アップが実現されました。
- 6月7日
- 6 月5日に、米国・シリコンバレーにおいて、第6回五大特許庁長官会合が開催された。本会合において、以下の主要な成果があった。①特許審査情報の相互利用に関する合意。これにより、五庁それぞれの特許審査情報を、各庁の審査官、外部ユーザーが参照可能となる。②五庁間で交換した特許公報データ等の利用範囲や条件を定めたポリシーについての合意。これにより、審査の質の向上や、外国語文献をユーザーがより簡単に参照できる環境の整備が期待される。③特許審査ハイウェイ(PPH)の新たな取組について議論の開始についての合意。これにより、ユーザーの利便性向上が期待される。
- 6月6日
- 2013年5月17日、ルワンダは、標章の国際登録に関するマドリッド協定議定書への加入書を、世界知的所有権機関（WIPO）事務局長に寄託し、2013年8月17日に発効します。このルワンダの加盟により、マドリッド協定議定書の締約国数は90になります。
- 6月5日
- NEDOは、国際連合工業開発機関（UNIDO）と、開発途上国や市場経済移行国におけるエネルギー・環境問題の解決に向けて協力することで合意し、包括協力協定を締結したことを公表した。これにより、UNIDOの発言力が大きい国際会議や国際枠組みを通じて、NEDO実証技術の普及の促進が期待されます。
- 6月4日
- インドについて、マドリッド協定議定書は2013年7月8日に発効します。インドは、標章の国際登録に関するマドリッド協定議定書への加入書において、議定書第5条(2)(b)及び(c)に基づく宣言を行っています。これにより、暫定拒絶を通知する期限は1年間から18ヶ月に変更されます。また18ヶ月の期間の満了後であっても、異議の申し立てによる暫定拒絶を通報することができます。また、議定書第8条(7)(a)に基づく宣言を行なっています。これにより、国際出願、議定書第14条(5)に基づく事後指定、又は国際登録の更新については、付加手数料及び追加手数料の代わりに、個別手数料の支払が必要となります。さらに、議定書第14条(5)に基づく宣言を行っています。これにより、インドについて議定書が効力を生ずる前に議定書に基づいて行われた国際登録は、当該国を事後指定することはできません。
- 6月3日
- NEDOは、基盤技術開発プロジェクトにおいて、塩素フリーのエポキシ化合物を用いた導電性接着剤が開発されたことを公表した。この導電性接着剤は、従来問題となっていた銀のマイグレーションを起きにくくすることでき、配線とデバイスの接合信頼性を高めるのに有用です。また、低耐熱基材の使用を可能にし、デバイスへの熱負荷も低減することができます。
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