過去のニュース－2014年12月②
- 12月24日
- NEDOは、安全・低コスト大規模蓄電システム技術開発／安全・低コスト大規模ハイブリッド型蓄電システム技術開発プロジェクトにおいて開発した鉛蓄電池とリチウムイオンキャパシタとを組み合わた、「1.5MWハイブリッド大規模蓄電システム」が開発されたことを公表した。2015年度から、このシステムを伊豆大島の電力系統に接続し、ピークシフトや短周期変動抑制の機能およびその寿命など、ハイブリッド大規模蓄電システムの有効性について検証・評価を行う予定になっています。
- 12月18日
- NEDOは、小形風力発電部品の標準化するために、定格出力3kW、5kW、10kWなどを想定して、小形風力用発電機の開発、水平軸風車や垂直軸風車など多様な小形風車特性を考慮した、小形風力発電システム用PCSの開発、単柱方式やトラス構造など発電容量に応じた支柱の開発などの研究開発を行うことを公表した。研究開発に当っては、小形風力発電部品標準仕様書を作成したうえで、その部品の製作と試験・評価を行い）、現状より30％以上のコスト削減に資する小形風力発電システムの実現を目指す、としています。
- 12月17日
- NEDOは、インド・ハリヤナ州パニパットにおいて、スマートグリッド関連技術の実証に向けた事前調査と、日本が保有する配電システムの運用ノウハウ等をインドの配電会社に提供するキャパシティ・ビルディング事業とを開始することを公表した。事前調査では、SCADAにて、スマートメーターのデータ収集や監視・制御を行い、ピークロード低減技術の実証、配電系統監視・制御技術の実証、盗電・電力メーター改ざん・料金徴収漏れ等の配電ロス低減技術の実証を行う予定になっています。また、キャパシティ・ビルディング事業では、日本のスマートグリッド関連技術が、配電ロスの低減、柱上変圧器故障率の削減、停電頻度の改善等の解決に貢献することを示すために、日本の配電システムの運用ノウハウ等の提供を配電企業に行う予定になっています。
- 12月15日
- NEDOは、「次世代機能代替技術の研究開発」プロジェクトにおいて、Muse細胞から皮膚のメラニン色素を産生するヒトのメラニン産生細胞を安定的に作り出す方法と、そこで得られたメラニン産生細胞を用いてヒト3次元培養皮膚を作製する実用化可能な技術とが確立されたことを公表した。この実用化により、医薬品等の開発において、ヒトの皮膚に近い培養皮膚を用いて製品機能の検証を行うことが可能になると共に、医薬品等による副作用の検証可能になり、安全性や効能の高い製品の開発が促進されることが期待される。
- 12月12日
- 特許庁は、商標法施行規則第6条において定める別表の改正（商標法施行規則等の一部を改正する省令（平成26年12月12日経済産業省令第63号））が行われたことから、その改正内容に即して類似商品・役務審査基準の改訂を行ったことを公表した。今回の改訂で、綿棒の区分が変更され、化粧落とし剤を浸みこませた商品と浸み込ませていない紙と浸み込ませていない布とでは異なる区分になります。また、３Dプリンターに関する商品・役務が追加等されます。本審査基準は、平成27年1月1日以降の商標登録出願に適用されます。
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