浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

過去のニュース−2014年4月

4月25日

NEDOは、ヒト幹細胞実用化に向けた評価基盤技術の開発プロジェクトにおいて、ES細胞やiPS細胞などヒト多能性幹細胞の大量培養技術として、新規三次元培養法（三次元スフェア培養）が開発されたことを公表した。今回開発された方法では、継代法と機能性高分子であるメチルセルロース、ジェランガムと培養バッグとを採用することにより、従来の培養皿での培養法や浮遊培養法で懸念される細胞への損傷などの課題を解決し、ヒト多能性幹細胞の大量培養を可能としています。

４月17日

特許出願等統計速報が公表された。平成26.1〜26.2（年累計）では、特許・実用新案：49,979、意匠登録：4,464、商標登録：18,159。平成25.4〜26.2（年度累計）では、特許・実用新案：295,589、意匠登録：28,146、商標登録：108,013。年累計は、前年に比べ、特許・実用新案の合計出願件数は1％程度増、意匠の出願件数は0.5％程度減、商標の出願件数は3％程度増。年度累計では、前年度に比べ、特許・実用新案の合計出願件数は2％程度減、意匠の出願件数は3％程度減、商標の出願件数は横ばいです。国際出願件数は、平成26.1〜26.2（年累計）では、特許（受理官庁）：6,350、商標登録（本国官庁）：270。平成25.4〜26.2（年度累計）では、特許（受理官庁）：37,375、商標登録（本国官庁）：1,698。国際出願件数は、年度累計では、前年度に比べ、特許（受理官庁）は3％程度減少、商標登録（本国官庁）は9％程度減少しています。

4月15日

NEDOは、省エネルギー革新技術開発事業／先導研究／自立型システムのための熱発電デバイスの研究開発プロジェクトにおいて、チューブ型の発電素子（以下、熱発電チューブ）が開発されたことを公表した。この熱発電チューブ10本を備える熱発電ユニットを3組、クリーンセンター内の温水配管と冷却水配管の一部に置き換え、実際の余剰排熱等を利用して実験を進めた結果、820W/m³の発電性能が確認された。また、200時間以上の運転での安定発電も確認されています。

4月8日

NEDOは、がん超早期診断・治療機器の総合研究開発プロジェクトの研究グループが、従来は1日かかるエクソソームの検出を約1.5〜3時間に短縮でき、検出に必要な血液（血清）の量を5マイクロリットルにすることが出来る方法を開発したことを公表した。この方法では、がん細胞に特異的なタンパク質や小さな核酸（マイクロRNA）を含むエクソソームを利用しています。この方法の採用により、半日以内での大腸がんの診断が可能になります。

4月7日

NEDOは、産業技術実用化開発助成事業の支援を受けた研究チームが開発した、3Dプリンターで成形するカスタムメイド人工骨について、（独）医薬品医療機器総合機構（PMDA）への薬事承認（製造販売承認）申請がされたことを公表した。このカスタムメイド人工骨は、3Dプリンターでの成形により、骨内部構造の0.1mm単位の形状再現が可能とされています。

4月3日

NEDOは、太陽光発電システム次世代高性能技術の開発事業において、CIS系薄膜太陽電池で、多結晶シリコン太陽電池の変換効率20.4%を上回る20.9%を達成したことを公表した。今回の成果は、セレン化硫化法による光吸収層の改良と透明導電膜の高性能化とにより、達成されたとされています。