過去のニュース−2015年12月A
- 12月18日
- 特許出願等統計速報が公表された。平成27.1〜27.10(年累計)では、特許・実用新案:272,395、意匠登録:24,484、商標登録:119,266。平成26.4〜27.10(年度累計)では、特許・実用新案:181,708、意匠登録:17,086、商標登録:85,262。年累計は、前年に比べ、特許・実用新案の合計出願件数は2%程度減、意匠の出願件数は1%程度増、商標の出願件数は15%程度増。年度累計では、前年度に比べ、特許・実用新案の合計出願件数は3%程度減、意匠の出願件数は2%程度減、商標の出願件数は14%程度増です。国際出願件数は、平成27.1〜27.10(年累計)では、特許(受理官庁):36,364、意匠(本国官庁):10、商標登録(本国官庁):1,772。平成26.4〜27.10(年度累計)では、特許(受理官庁):24,154、意匠(本国官庁):10、商標登録(本国官庁):1,242。国際出願件数は、年累計では、前年に比べ、特許(受理官庁)は5%程度増加、商標登録(本国官庁)は9%程度増、年度累計では、前年度に比べ、特許(受理官庁)は4%程度増、商標登録(本国官庁)は4%程度増加しています。
- 12月18日
- NEDOは、IGCCガス化炉内に水蒸気を添加することで、冷ガス効率および送電端効率が向上する、次世代ガス化システムの技術開発に着手し、2030年頃の当該技術の実用化を目指すことを公表した。
IGCCは、石炭をガス化してガスタービンで燃焼させるシステムで、石炭のガス化反応の熱源として石炭を部分燃焼させています。この石炭ガス化反応の一部を、ガスタービン排熱を利用して作る水蒸気で促進させることで、冷ガス効率を向上させます。水蒸気を抽気することで、蒸気タービンの出力は低下するものの、冷ガス効率の向上によりガスタービン出力が増加するため、システム全体での発電出力、送電端効率の向上が期待されます。
- 12月21日
- 日本国特許庁は、2016年1月1日以降にWIPOが受理したラオス国民又は居住者からの英語によるPCT国際出願に対して、日本国特許庁が国際調査・国際予備審査を実施することを公表した。このラオスとの合意により、日本国特許庁は、アセアンにおいて現時点でPCTに加盟する8か国(フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、ラオス)全ての国の国民又は居住者からのPCT国際出願に対して、国際調査等を実施することが可能となります。
- 12月24日
- 平成27年12月24日(木曜日)午前 9時00分より、外国特許情報の照会サービス「FOPISER(フォピサー)」に、シンガポールの特許情報が追加されました。
- 12月24日
- NEDOは、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)が、1,300℃の耐高温性能を有し、産業/工業炉から廃棄される熱エネルギーを従来比3倍の性能で回収する高温用高効率熱交換器を開発したことを公表した。
- 12月25日
- 日本国特許庁は、タイ知的財産局との間で、両庁が保有する公報等の特許情報のデータ交換を2016年1月から開始すること、及び特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラ
ムを延長し、2016 年以降も PPH 試行プログラムを実施することに合意したことを公表した。
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