浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

過去のニュース−2016年10月�A

10月27日

NEDOは、ベイサイドホテル・アジュール竹芝で、NEDOプロジェクト「植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発」（スマートセルプロジェクト）のキックオフシンポジウムを開催することを公表した。このプロジェクトは、植物や微生物の細胞が持つ物質生産能力を最大限に引き出した“スマートセル”を作り出し、従来合成法では生産が難しい有用物質の創製、生産プロセスの低コスト化や省エネ化を実現することを目的にしています。オールジャパン体制でスマートセルによる次世代産業“スマートセルインダストリー”の実現を目指します。今回のシンポジウムでは、このプロジェクトの概要、計画等を紹介するとともに、当該分野で活躍されている方々による講演が行われます。

10月25日

NEDOは、砂、植物由来の燃焼灰、産業副生物など、安価でかつ大量に存在する種々のシリカ含有物質をケイ素原料としてアルコールと無機脱水剤存在下で直接反応させることで、金属ケイ素を経由せず、高価なジアルキルカーボネートも使用しないテトラアルコキシシランの製造プロセスが開発されたことを公表した。この成果により、同材料を用いた自動車用部材、太陽光発電用部材、化粧品基材、またはオイル（機械潤滑油等）など、さまざまな用途に使用される有機ケイ素製品の原材料として低コスト化に寄与するとともに製造プロセスでの省エネ化が期待されます。

10月21日

特許出願等統計速報が公表された。平成28.1〜28.8（年累計）では、特許・実用新案：213,896、意匠登録：20,175、商標登録：104,415。平成28.4〜28.8（年度累計）では、特許・実用新案：124,371、意匠登録：12,261、商標登録：62,421。年累計は、前年に比べ、特許・実用新案の合計出願件数は1％程度減、意匠の出願件数は3.5%程度増、商標の出願件数は10％程度増。年度累計では、前年度に比べ、特許・実用新案の合計出願件数は横ばい、意匠の出願件数は1％程度増、商標の出願件数は3％程度増です。国際出願件数は、平成28.1〜28.8（年累計）では、特許（受理官庁）：29,583、意匠（本国官庁）：24、商標登録（本国官庁）：1,494。平成28.4〜28.8（年度累計）では、特許（受理官庁）：16,809、意匠（本国官庁）：16、商標登録（本国官庁）：945。国際出願件数は、年累計では、前年に比べ、特許（受理官庁）は1％程度増加、商標登録（本国官庁）は8％程度増、年度累計では、前年度に比べ、特許（受理官庁）は1％程度減、商標登録（本国官庁）は11％程度増加しています。

10月20日

NEDOは、「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」において、省エネルギーを実現する高密度コイルが開発され、その量産技術の確立にも成功されたことを公表した。今回開発された高密度コイルは、独自の締結技術を活用したASTコイルで、モーターコアの形状にマッチした理想的なコイルを形成でき、モーターの小型化と高出力化を可能にします。また、コイルの締結条件の検証や高精度化・高速化に関与する要素の絞り込みを実施することで、量産技術へフィードバックし、量産試作機が完成され、量産性検証も実施されています。

10月19日

NEDOは、「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」において、新規ランガサイト型単結晶を用いた振動子が開発されたことを公表した。この新たに開発された振動子は、新規ランガサイト型単結晶を用いることにより、水晶振動子に対し低インピーダンス、短起動時間、広帯域幅の特徴を有しており、搭載機器の省電力化、小型化に貢献できるとともに、広帯域幅の特徴を生かしたフィルターへの採用等、新しい用途での活用も期待できます。

10月18日

特許庁は、ブルネイ・ダルサラーム国（以下、ブルネイ）が、2016年10月6日に標章の国際登録に関するマドリッド協定議定書への加入書をＷＩＰＯ事務局長に寄託したことを公表した。この加盟により、マドリッド議定書の締約国数は98となります。同協定議定書は、ブルネイについて、2017年1月6日に発効します。

10月17日

NEDOは、ウズベキスタン共和国政府と共同で、中・小型の高効率ガスタービンコージェネレーションシステムの普及に向けた実証事業を実施することに合意し、基本協定書（MOU）を締結したことを公表した。本実証事業では、ウズベキスタン共和国のフェルガナ地区にある、ウズベクエネルゴ社フェルガナ熱電併給所に、17MWの高効率ガスタービンコージェネレーションシステムを導入し、発電効率の向上とガスタービン排熱の有効利用を図るとともに、同地区のRK3熱供給所に7MWの同システムを導入し、熱供給所の熱電併給化も実証します。