浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

過去のニュース−2016年8月�@

8月19日

NEDOは、東北大学らによる「高性能不揮発性メモリとその評価・製造装置の開発、及び国際産学連携集積エレクトロニクス研究開発拠点の構築」が内閣総理大臣賞、産業技術総合研究所らによる「世界初・糖鎖を使った肝線維化診断システムの実用化」及び産業技術総合研究所北海道センターらによる「シャーベット状海水氷製氷機の開発」が経済産業大臣賞のほか、科学技術政策担当大臣賞、厚生労働大臣賞、国土交通大臣賞、日本経済団体連合会会長賞、日本学術会議会長賞、産学官連携功労者選考委員会特別賞の合計9件について、NEDOプロジェクトの成果が受賞ことを公表した。

8月18日

NEDOは、科学技術振興機構（JST）と、「大学発ベンチャー表彰　〜Award for Academic Startups〜　2016」の受賞者を決定しことを公表した。「大学発ベンチャー表彰」は、2014年度に開始した制度で、大学など（国公私立大学、高等専門学校、国公立試験研究機関、国立研究開発法人、公益法人などの非営利法人）の成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などを表彰するものです。本表彰は、大学などにおける研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、大学や企業などから大学発ベンチャーへの支援などをより一層促進することを目的としています。

8月5日

NEDOは、ベンチャーキャピタル（VC）等と協調して、初期段階（シード期）にある研究開発型ベンチャーを支援する助成金制度において、新たに4テーマを始動させたことを公表した。この4つのテーマは、世界初の自閉症スペクトラム障害治療薬・関連事業の事業化、「光渦レーザー」を利用した、インスリン注入用マイクロニードルの事業化、遠方の高齢者と孫をつなぐ動画と写真のコミュニケーション、アルツハイマー型認知症の早期診断機器としての革新的OCT機器開発です。

8月1日

NEDOは、国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業において、サトウキビ製糖工場における余剰バガスを原材料に、1,400トン／年のセルロース糖製造能力（バイオエタノール換算700kL／年）を持つ準商用規模のパイロットプラントで日本の優れた高分子膜を利用することによって、従来の糖液の蒸発濃縮法から省エネルギー効果50％向上を目指すシステムを実証することを公表した。このシステムによって、バガスからバイオエタノールや高付加価値品の原材料となる有用物質（セルロース糖やオリゴ糖、ポリフェノール）を効率よく製造することが可能であり、小規模でも高い経済性が期待されます。また、この事業を通じて、食糧と競合しない余剰バガスの有効利用を実証し、バイオエタノール増産や未利用資源の有効利用に貢献することが期待されます。