浅尾国際特許商標事務所は、神奈川県から特許・実用新案・意匠・商標などの知的財産の創造・保護・活用を支援する国際特許事務所です。　　　　　　　　　

過去のニュース−2017年4月�@

4月14日

NEDOは、「クリーンデバイス社会実装推進事業」において、KTN結晶を用いた、光スキャナー（KTN光スキャナー）が組み込まれた硬性内視鏡を光干渉断層計（Optical Coherence Tomography：OCT）と組み合わせて用いることで、世界で初めて硬性内視鏡による生体組織の3次元イメージングに成功したことを公表した。これにより、体の表面に小さな穴を開けるだけで、組織内部のイメージをリアルタイムに診断・治療を行うことが可能になります。今回開発された硬性内視鏡は、従来の内視鏡手術やロボット手術にも転用することが可能であり、幅広い医療分野での使用が期待されています。なお、本成果は、2017年4月19日（水）〜21日（金）の間、パシフィコ横浜で開催される「レーザーEXPO2017」において、NTTアドバンステクノロジ（株）ブースで展示される予定になっています。

4月13日

NEDOは、2030年頃のエネルギーミックスにおいて想定される再生可能エネルギーの22〜24％導入を模擬した電力系統の実証試験を、東京都内の新島と式根島で行うことを公表した。具体的には、風況に恵まれた東日本地域を想定し、風力発電の比率を高く設計し、天候による風速の急変や強風時の発電停止に対応するための予測技術が開発されます。また、風力発電および太陽光発電や蓄電池、既存設備を組み合わせた電力系統で、予測技術や出力制御技術の高度化と、需給運用技術の確立が目指されます。

4月11日

NEDOは、NEDOプロジェクト「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト（2014〜2018年度）」において、フレキシブル基板上の圧電MEMS技術で作製した極薄ひずみセンサー（長さ5mm、1mm、厚さ3μm）と、保護シートと、接着シートと、を一体化したフレキシブル面パターンセンサーが開発されたことを公表した。本センサーは、橋梁を自動車が通過した際の動ひずみ分布を高感度で計測することが可能であり、また、現場で簡便に貼り付けができることから、実際の高速道路橋に当該センサーを複数枚貼り付け、車両通過に伴う橋梁の動ひずみ分布をモニタリングすることに成功している、とされています。このセンサーを活用した橋梁の劣化状態モニタリング技術を開発することによって、効率的・効果的な保守点検が目指されています。

4月7日

NEDOは、4月20日から22日まで、インテックス大阪で開催される「バリアフリー2017」に出展することを公表した。NEDOブースでは、製品化に成功した、下肢装具・パーソナルケア関連用具・移動,移乗補助機器・コミュニケーション機器などの用具や、製品化予定の用具等の福祉用具6点を展示、紹介する予定になっています。

4月3日

NEDOは、NEDOプロジェクト「固体酸化物形燃料電池等実用化推進技術開発／固体酸化物形燃料電池を用いた業務用システムの実用化技術実証／円筒形SOFC−マイクロガスタービンハイブリッドシステムの市場投入に向けた技術実証プロジェクト」において、円筒形のSOFCとマイクロガスタービンを組み合わせた「加圧型複合発電システム」の運転を開始したことを公表した。今後、本システムの運用効率や運転性、耐久性などの検証を行い、コスト低減や量産に向けたノウハウなどが蓄積される予定になっています。